いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2009.04.22,Wed
ピンクミニスカナース(鷲巣様)と白衣ドクター(アカギ)の
ただのエロスです。
なんでこういう状況なのかは考えてはいけないのです。
「…っいい加減に…」
しろ。の語尾は噛み締めた唇に消える。
やっと気が向いたのか”取ってやる”というから、来たのに、アカギは先程から動きを見せない。
洗面台に両手を置いて、腰を突き出している、状態。下着はこの体勢になる前に剥ぎ取られた。
後ろに居るアカギが何処を見ているのか、鏡を見なくてもわかる。わかるので、あえて鏡など見たくもないから目を閉じる。
「……はやく、これ、を」
暫く前に、体内に挿れられた小さな玩具。掌で簡単に握りこめるサイズの玩具と繋がったコード、リモコンは鷲巣の太股にテープで固定されている。幸いにというべきか、なんというべきか、アカギはこれのスイッチは入れなかったので、異物感を徹底的に感じるくらい。
「ああ、そうだな」
やっと手が伸ばされて、テープを剥がされる。
ほっと、息を吐いたのも束の間、カチッと小さな音がした。
「ぅ゛ぁ…ッ!」
ヴヴヴヴヴヴヴ。
体内に連続的な振動が発生する。
「アカギ…!!」
微量な熱を持ち続けていた鷲巣自身が、決定打を与えられて勃ち上がりはじめた。鷲巣は中からの刺激に、弱い。弱くさせられた。アカギが何度も、舌でも指でも、性器でも、穴を押し拡げ粘膜を蹂躙し、挿れられ擦られることへの快楽を叩き込んだ、ので。
「なんだ?」
「…っな、…にが…っじゃ、…出すと、言っ……」
「ああ」
アカギの声音が笑う。
アカギをまったく知らない人間が聞けば、たぶん優しくも甘くも聞こえるのだろう声音は、鷲巣にとっては今から己を弄るという宣言としか受け取れない。
「ちゃんと出す」
言葉どおり
振動を続けるソレに繋がっているコードを、一気に引っ張る。
「ヒぁ…っ ~~~~ッッ!!!?」
何が起こったのかも判らない、じんじんと、ただ痺れた熱を伝える内壁と、失せた異物感、床に雫を落す自身だけが、自覚できるすべてだった。
目を細め、薄っすらとアカギが笑う。抜いた玩具を床に放り投げ、ベルトのバックルを開け、ジッパーを下ろす。
震えていまにも崩れ落ちそうな腰を後ろから固定すると、やっと目を開いた鷲巣が鏡越しにアカギを睨み付けた。
「…ん、の、…馬鹿も、……っ」
潤んだ猫目が吊り上がる。が、怯むようなアカギではなく。
「クク…、約束通り 出した ぜ? だから…」
柔らかく、なった其処へと熱が埋め込まれていく。
「ぅあ…ッ …ン…ッン゛……!」
「本命(こっち)、挿れていいよな」
「~~~っ …!!」
きゅぅきゅぅと、締め付けるとアカギが跳ねる。
ただでさえそこそこ大きなものが、中に入ると更に膨張して硬度を増すのだからかなわない。背筋を通って脳にまで浸透してくる甘い痺れが、鷲巣の思考にもやをかける。
「…っぅ、…う゛、……っく、ふ…っ」
熱が、質量が出入りする。抜けるぎりぎりの浅いところを先端が擦っていたかと思えば、いきなり最奥にまで突き入れられて、内臓がひっくり返るのではないかというほど滅茶苦茶に掻き回される。
「ふぁ゛…っ、アカ… …っアカギ…、貴様…という…っ ッツぁ、あ゛?!!」
嬌声を漏らしながらではあるが怒鳴りつけようとしたところ、腰を固定し支えていた手が鷲巣の前へと回されて、いまやすっかり勃ち上がっているものを握りこんだ。
そのまま、ゆるゆると扱き、先端を撫でる。
「ン゛、…っ …!! …~ッ …」
もう、止めるなとは言えず、怒鳴りつけるには息がもたない。
自身と突き上げられている部分だけでなく、五指の先までもがアカギの与える感覚に服従し、よりソレを感じようとアカギの熱を貪ろうと、動く。
鷲巣の強固な思考、自我だけが、辛うじて保たれ、己を犯す荒波に反発する。
肉体を全面的に支配された状態での自我など鷲巣にとっては恥辱を煽るだけのものなのだが、鷲巣だからこそそれを捨てられない。判っているアカギは、だから先に体を攫う。それにアカギが好むのは、どんな状態でも矜持と自我を固持しようとする、鷲巣巌である、から。
ぐちぐちと、次第に粘着質な音が大きく、高く響いていく。
アカギの熱はすでに限界まで張り詰めていた。それが執拗に、締め付ける内壁の熱さと柔らかさを確認するように、捩じ込まれ、引きずり出される。
「っぁ゛、う…っ、…っぅ、…苦し…っ …ぁかぎ… …アカギぃ…ッ…」
「ああ、……なら…」
全部吐き出せばいい。
楽しげな声と共に前を握り込まれ、腰ごと密着するほど奥を強く突き上げられ、喉の奥から掠れた嬌声が搾り出された。
「ぅア…ッ ぁあーーーッッ ッぁ・あ゛…ッ!!!」
一瞬、意識が遠退く。
やっと、溜まり切った熱を先端から吐き出すと、合わせて痙攣する中へとアカギが精液を注ぎ込んでいるのが感じ取れた。脈打つモノが否応無しにわかるほど、中で何度もびくついている。
「ぁ゛、あ、…あ、……」
背後から覆い被さってきたアカギが、耳朶の後ろで大きく熱い息を吐いた。
「…ん」
そのまま耳朶に噛み付かれるのだが、うろんとした視線を投げるだけで精一杯。
アカギは小さく笑う。
「オチていいぜ。運んでやる」
何を、偉そうに。
言ってやりたかったが疲労が勝った。素直に瞼を伏せ意識を沈ませるよう手放した鷲巣の体を、アカギは改めて抱えなおした。
「続きは夜にな、鷲巣巌」
銀糸の長髪に口付けて、空恐ろしい宣言を、しながら。
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