これは
笑い所です。
笑ってやってください。
俳優パロです。
つまり「鷲巣巌」を演じている「中の人」ネタです。
鷲巣様の中の人は、芸能界俳優世界でも大御所で
アカギさんの中の人は爽やか好青年(うわあ書いててすごい違和感)
ここまでは、鷲巣様スキーのほぼ万人がご覧になっているであろう白服控え室さまで以前あったネタですが…
折角なんで(?)更に悪ふざけしてみました。
ワシズさまの中の人は、鷲巣様の御子息、えーとこのボンなので、ふわふわーんとしたヒトの良い、優しく穏やかな素直なお方。髪は本来はサラサラストレート(を軽く括っている)なので撮影時はがっしがしにセットしている。
赤木さん(44)の中の人は、ワシズさまの中の人より年下だけどキャリアの長い、ベテラン俳優。ただし、鬼のように厳しいし怖い。愛想も悪い。
ちゃっとでそういうネタがでまして…
また我慢できずに途中で抜け出して書いてました…。チャットをしろ、みうお。いやでも電波がね…?受信するとね…?
ええとまあそういうネタなので、それでも大丈夫なかたはどうぞ、笑ってやってくださいませ。
カチッカチッカチッカチッ
「……叔父さん、…それもうオイル無くなってるんじゃない?」
「あ゛?」
鬼神のような表情で睨み上げられても、馴れたものだ。(慣れていなければ確実に竦み上がるほど凶悪な表情だけれど)
伊達に親戚はやっていない。アカギは軽く息を吐いて、テーブルへと手を伸ばした。
「はい」
テーブルの上にあったマッチを、赤木に渡してやる。
「…ああ…」
シュボッ。
火をつけたは良いが、今度は盛大な貧乏揺すりが始まった。
…堪ったものではない。
「……叔父さん、気になるんだったらメールすればいいのに」
「ぁ゛あ゛?! 俺が、誰にだ…ッ!!」
「…(誰、て)」
少し前から撮影所の中でも、ワシズと赤木はあまり口をきいていない。以前は、何かとワシズがまとわりついていたのだが、いつだったかを境にパッタリそれが無くなった。
……それ以来、赤木の機嫌は非常によろしくない。
もともとが不機嫌面の無愛想なので、それがより一層凄味が増したところで、気付かれ難い変化なのだが。さすがに付き合いの長いアカギには、判ってしまう。
鼻から煙を出している赤木を見下ろし、ため息をつく。
息子さん絡みのことなので、鷲巣に相談してもいいのだけれど、このややこしい親戚の今更の思春期の悩みなどで、大切な大先輩を煩わせたくなど、ない。
さっさとなんとかすればいいのに、この不良中年。
などと珍しく、アカギは心中毒づいた。
息子の異変に無論、鷲巣も気付いていて、気には掛けている、から。
「…メールか」
気が進まない。
いまあのファンシーな文面を見たら、よりイラッとしない自信が無い。
ワシズが自分を避けている原因は解っている…が。
『鬱陶しい、仕事の邪魔になる。…近付くな』
似たような言葉を今まで吐かなかったわけではないけれど、近付くなと明言したのは、たしかあの時がはじめてだった。
『……はい』
また泣くかあ?と頭を掻けば、ワシズは強張った顔で微かに笑い、すいませんでしたとはっきり告げ、一礼してその場を去り
どうせ次の日になればいつものように構いにくるだろうと思っていた赤木の予想を、見事に覆したのである。
以来、近寄らず離れずという具合で、ワシズは最低限と、礼儀に反しない程度の接触しかしてこない。
別に、
それで構わない、はずだ。
自分は何も間違ったことは告げていないし(表現方法は、人それぞれだからいいだろう)、仕事に支障は出ていない。
「……」
携帯のアドレス欄。
一応交換した、メールアドレスと、電話の番号。
「……………」
赤木は、人生最大のため息を吐き出すと、発信ボタンに指をかけた。
いつも通りでいい。
一言告げれば、きっとあの人の良いボンボンは弾んだ声で返答するだろう。『わかりました』と。
だから告げるのはそれだけでいいのだと、今度は肩を落とし、赤木はコール音に耳を澄ませた。
小さな音がして、電話が、繋がる。
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