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いわゆる裏的な
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Posted by - 2025.04.06,Sun
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Posted by 瑞肴 - 2009.05.02,Sat


西は病みッ子やと思たんやけどなあ~

西っぽい口調で書いてみる。柔らかめの大阪弁なのでしょうかね西の喋り言葉は。これなら書ける。




さて、まだまだ続くよすいません
俳優パロ 19×75。
設定とか注釈をいれんと分かり辛い部分も多いんですけどもー
メモ代わりに置かせてやってくだせえ。
まだ途中ですー。

くるっと回ってピュアっぷる。


(ちょこちょこ続き付け足していってまー)












 

鷲巣は電車で此処まで来たという。
奥方の事故について先ほど白服から軽い説明を受けたアカギとしては、そんな鷲巣を無理に車(タクシー)に乗せる気は無く、かといって自分が此処に来たときのように走れというわけにも勿論いかず、一緒に、電車で、鷲巣の邸まで戻ることになった。
アカギの胸から離れた鷲巣は、先ほどからあまり顔を合わせてくれない。
気分が悪いのか、何かを思い出しているのか、もどかしいけれど、傷を抉るのかもしれないと思うと、不用意には言葉を掛けられず。
「……」
冷たい、鷲巣の指先に指を絡め、手を包み込むように握りこんだ。
「…アカギ君…?」
ぎゅぅ、と力を込めれば、痛いよと小さく笑いながら告げられる。
「すいません」
握りなおすと、もう鷲巣は何も言わず、2人黙って駅へと向かう。暫く歩いて、駅について切符を買って。
「……あ」
もう、そろそろ人目がある。
鷲巣は普段外出するときは、芸能人特有の(そして鷲巣特有の)オーラを故意に抑えているので早々簡単に騒がれはしない、だろうが、それでも男同士、手を繋いでいるのを目撃されるのは好ましくはない。
改札を先に通った鷲巣の横について、ただ歩き出す。
「…」
ちょぃ、と、鷲巣の指先が。
アカギの手の甲を突付き、指を、軽く撫でる。
「っ!?」
思わず勢いよく顔を覗き込んでしまうと、また視線を逸らされた。代わりに、軽く、指先を握られる。
手を、繋いで良いのか、繋いで欲しいのだと云っているのだと気付いたアカギは、へにょりと顔面を崩すと改めて鷲巣の手を握り締めた。駅に着く前よりもあたたかくなっている手が妙に嬉しくて、そのまま電車に乗り込む。
生憎、昼日中にしては車内に人が多く座席は満席。鷲巣を立たせたりしたくなかったけれど、座ったら流石に手を離されるかもしれなと思えば、立ったままの移動時間も良いものだなんて考えたりもして。
電車のドア付近に陣取ると、少し下の、鷲巣の顔をじっと眺めた。
アカギは、鷲巣のストーk …否、非常なファンであるので、昔、鷲巣が出演した映画やドラマのビデオを何本か所蔵している。
だから彼が20代前半の頃までは黒髪であったことも知っていた。白髪で画面に映り始めたのは、30歳少し前の頃からで、ネット上の鷲巣のプロフィールやファンサイトにおいては、奥方を亡くしたショックで気落ちし大病を患い、その為に白髪になったのだろうという憶測が定説になっている。が、先の白服たちの説明を聞く限りはどうやらそうでもないようだ。
現在の鷲巣は、眉も、髪も、完全に白い…淡い白銀で、まるで最初からそう存在していたのだというように、見える。
「……アカギ君?」
あまりのアカギの凝視っぷりに困惑したのか、鷲巣は不可解そうに、僅かに困ったように首を傾げて名を呼んだ。
「…なんでもないんです。見ていたかっただけで」
僅かに目を細めた鷲巣が、つぃっと、そっぽを向いてしまった。
「鷲巣さん?」
鬱陶しかったろうか、怒らせたのか、慌てるアカギが視線の先に回りこむと、鷲巣の目元と耳が薄っすらと赤く染まっていた。正面にきたアカギに渋々視線を合わせた鷲巣の目には、明らかな羞恥が浮かんでいた。

かわ…っ

頭を横から鈍器で殴られたような感覚がアカギを襲う。
か わ い い。
先程から顔を見て貰えなかったのは、照れていたからなのか。僅かに力の篭められた、しかし振り払われることはない握った手に、愛しさが募る。
アカギから見れば、鷲巣はいつも余裕の、柔らかい笑みを浮かべていて、それも勿論好きでたまらないのだけれど、こうやって彼のペースが完全に乱れる様を見るのは初めてで、くらくらと眩暈が止まらない。
抱き締め、たい、けれど、流石に電車の中は…流石に…。
「……アカギ君」
「は! はい?!」
声が裏返りそうになった。
「…あまり、見ないで貰えるかい? ずっと見られるというのは…案外恥しいものだね」

抱き締めてええええええ…ッ

思わず心中、血反吐を撒きそうになるのだが、直々の、たっての願いとあっては反故になど出来るわけもなく。
「はい、…」
ああ、けれど、今すぐには無理にせよ、せめて。
視線を外されホッと息をついた、鷲巣の耳元へ顔を寄せる。
「後で、見ても良いですか? 全部。…貴方のすべてを見たいです」
「…ッ」
少し睨まれてしまったが、それがまた可愛くて、振り解かれない手が愛しくて、眩暈直撃中のアカギにはまったく効果はなかったのであった。





つづくー

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