いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2010.08.12,Thu
俳優パロ+越境でファンタジー。
更に戦う者たちのシリーズです。
更に戦う者たちのシリーズです。
音がする。音がする。
蹄の音はつまり、人の足音ではない。
曲がり角に近付いてくる音。
タイミングを合わせて、体勢を整えて、待つ。
エンカウント
「ってアンタかよ!!!」
平山、平手のツッコミ。
カイジは肩の力を抜いて、アカギはいつも通り。煙草を咥えなおした。
馬上の”鷲巣”は余裕の微笑で。
「おやおや、良いのかな? 私はこのダンジョンではエンカウントすると君たちの体力と魔力を(貢物次第で)回復してあげるNPCだよ?」
「すみませんでしたよろしくお願いします」
腰を45度に折って正しい礼の形。
「…ていうか、肝心な部分を ( ) で隠すのは止めてくれ」
なんかあったっけなと、カイジは道具袋を漁る。Eカードが出てきた。試しに差し出してみると、何故か”鷲巣”が素直に受け取る。…なんで?
「後で、”アカギ”くんと遊ぼうと思って」
「……ああ」
そうですか。もういいです。
「じゃあ、俺はこれ」
「こんなに重いお財布を…? 良いのかい? ありがとうアカギ君。では特別に補助魔法も全種類かけてあげようね」
「ちょ、おまそれ俺の財布ぅううう!!!!」
叫ぶ平山の伸ばした手は空を切った。残念ながら、財布は既に”鷲巣”の懐に。
「では」
ぱきん。
指を鳴らすと、HPMP完全回復。言葉通り、フルに支援がかけられて全員の体が薄っすらと光を放っていた。
「嘘、ちょっとおいマジで、アンタ充分金持ちだろ要らねえだろそれー!」
「平山君?」
「はい」
「等価交換は術師の基礎だよ」
「えーーーーっ」
「”鷲巣”さん」
”鷲巣”が騎乗していた馬が喋った。否、馬というより形態としては麒麟が近い。大きな角と、鱗交じりの皮の、白銀色の獣。
「あんまりからかっちゃ気の毒ですよ」
「ふふふ、そうだね。少しやり過ぎたかな?」
御免ねと財布を返されて、安堵の吐息。
「ありがとな”アカギ”」
「いえ、そんな。…じゃあ、みなさんお気を付けて。またお会い出来たら”鷲巣”さんが回復してくれますからね!」
遊ばれているのだか、手伝われているのだか。
つーかそもそもなんでこの人、自分で歩けるのにわざわざ獣化した”アカギ”に乗って移動してんの、とか。
言いたいことが無くはなかったが、このくそ長いダンジョンでの回復ポイントは非常に貴重でありがたいのは確かなので、黙っておいた。
ダンジョンは続くよどこまでも。
------------------------------------
とりあえず、アカギくんに乗ってる鷲巣さんが書きたかった。
アカギ君は生まれは麒麟ですが堕ちたので種族名は羅刹鬼となっています。
駄(目な神)域も元は神馬。昇格して神竜に。
鷲巣さんは元々蛇。昇格して一応神格は持っているのですが、属性が属性なので実力はあるけど正式に祀られることは少ない。
などという設定だけはあったりします。
PR
Comments
Post a Comment
カレンダー
カテゴリー
最新コメント
[01/18 スーパーコピー バッグ 口コミ]
[01/16 スーパーコピーブランド財布N級品]
[11/06 シャネルスーパーコピー]
[10/20 ブランドバッグ・ブランド財布N級品販売通販]
[02/11 瑞肴]
最新トラックバック
プロフィール
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"