いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2010.07.12,Mon
流行ったりしないかなと…思って…
あっちにも置きましたが、こっちも置いてみる。
シェゾ×サタン(ぷよ)
久しぶりですが彼らのテンションは未だに書きやすい。
あっちにも置きましたが、こっちも置いてみる。
シェゾ×サタン(ぷよ)
久しぶりですが彼らのテンションは未だに書きやすい。
鏡を見つめている。
何をしているのか。
まあ大概において碌なことではあるまい。実体験で深く身に染みている。
「…可愛いな」
「ぁあん?!」
不可解な単語が聞こえた。
否、不可思議なというべきか。
「おい?」
「私は何故こんなに可愛いのだろうか。…っもしやアルルは私の可愛らしさにコンプレックスを感じて私に冷たい態度を…?! そんな、アルルだって可愛いというn
「黙れ」
ゴンッ
拳が脳天にめり込んで、サタンはひっそりと鏡台に突っ伏して痛みに震えた。
「痛い!!」
「痛いように殴ったからな。ついに虫が頭に沸いたのか。だからあれほど梅雨明けには陰干ししておけと言ったんだ」
「酷い言われ様だ。なんだ、貴様もこの私の可愛らしさが羨ましいのか?」
ううん。
シェゾは静かに黙って首を横に振った。
ぬるやかなテンションを全面に出され、サタンのテンションも微妙に下がる。
「…しかし、どうした。可愛いと言ったら怒っていたクセに、今更なんだそのウザいテンションは」
「……だって私かわいいもん……」
ぎりぎりぎりぎり。
「いたいいたいいたいいたい、もげるちぎれる!」
頬を抓り上げられて、涙目で抗議。
餅っぽさを存分に堪能してから、シェゾはやっと指を離した。
そのまま、自分でつけた赤い痕をヌルリと舐める。
「~っ」
無音の抗議として、長い耳が跳ねた。
「…で?」
青い冷たい目に見据えられ、サタンは頬を僅かに膨らませて沈黙する。
「………自分で言ったら、オマエに言われなくなるかと思ったのだ」
「馬鹿が」
「にゃにぃ?! 大体オマエがヒトのことをかわいいかわいい言うからなのだぞっ! 私はかっこいいのだ! じょうしきてきにかんがえて!!」
ヌルリと。
今度は、喚く唇を舐められて、今度こそ深く沈黙する。
「そういうのが可愛いと云うんだ。馬鹿魔王」
煽った責任くらい取るんだろうな?
楽しげに告げる唇は笑みの形。
首を横に振った10万余年生きた魔王がどうなったのか、記すまでもない話。
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