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いわゆる裏的な
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Posted by - 2025.04.08,Tue
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Posted by 瑞肴 - 2010.12.27,Mon
俳パロアカ鷲。

アカギ君も所詮アカギなわけで。











「…あれ?」

すんすん。
アカギが鼻を軽く鳴らす。
はて何か、鼻につくものでもあったかなと、鷲巣は軽く首をかしげた。
後ろに控えていた白服に視線を送るも、何のことか判らないのはそちらも同じようでサングラスの下の視線は疑問を浮べている。

はてさて。

「湿布のにおい。…鷲巣さんですか?」
「あぁ」

そういえば、寒さで体が強張ったのか肩がはってしまったので、応急処置に湿布を使ったのだと思い出す。

「と、いうわけでね」
「そうだったんですか…」

怪我とかでなくって良かったと、早とちりで焦っちゃいましたと微苦笑したアカギはそのホホエミのままに、先程の鷲巣のように首を傾げる。

「鷲巣さん(の肌)に、湿布を」

貼ったのって
 誰 ?

後半は音声にはなっていなかったが、シン、と 周囲が、室内なのに冬の冷たさへ急速冷凍。

しかして春の暖かさでもって鷲巣はにこやかに微笑んだ。

「背中側は流石に自分で貼れないからねえ。お風呂あがりにまだ痛むようだったら、貼り直しをお願いしても良いかな?」
「はいっ! 勿論です!!」

両手の指組んで尻尾を振りかねない勢いで返答したアカギを、良い子良い子と撫でてやる。

「ありがとう。でも私をあまり甘やかし過ぎてはいけないよ? 頼りきって迷惑をかけてしまうかもしれないから」
「そんな、迷惑なんてとんでもないです。もっともっと俺のこと頼って下さい…鷲巣さんは優しいから直ぐ遠慮するんですから…」

なんというか、色んな意味で流石は鷲巣様。などと白服が考えているのはさておいて。

多分こういうのをリア充っていうんだろうなあというどうしようもない2人は、暫く見詰め合ってぽわぽわにこにこしていたらしい、という話。


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