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いわゆる裏的な
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Posted by - 2024.05.17,Fri
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Posted by 瑞肴 - 2010.04.29,Thu

こっちにはこっちで拍手置いた方が
拍手しやすいよきっとー、といわれたので
試しに設置。

そして試し設置に伴い、先日書いた海賊設定パロを放り込んでみました。
原作アカ鷲での海賊設定パロです。











燃えるような眼差しだと思った。
以前、船一隻に火を放ったことがあるが、あの激しさに似ている。
長い髪を掴んで引っ張り、剣の刃を喉に沿わせると身を強張らせはしたものの、猫じみた両眼は射殺す激しさでアカギを凝視していた。

「…く、はは…」

止めた。

対峙して、剣を合わせて、勝負に勝って、そのまま首を撥ねようと思っていたけれど、やめた。

「アンタ、名は」

視線は激しいが、相当に疲弊したらしい。
呼吸は浅く短く、肩を大きく上下に揺らしている。

額や目尻、頬の皺、鈍い銀色の髪を見れば、この男が相当年老いているのはわかる。それでもアカギと、数分に渡って殺し合いをやり遂げた。
大した集中力と執念だ。

「…下賎な族などに聞かせる名は無いわ」

そういって嘲笑った。

表情を歪めたアカギが、身を折って笑い出す。

あまりに珍しい光景に、周囲の海賊たちがギョッとした。
笑っている。
殺し合いの場でもないのに。

「ククク…クク、はは、クククク…」

この刃を軽く、肌に押し当ててから引けば喉を掻き切られて死ぬくせに、それを恐れて身を硬くはしているくせに、あくまでこの老人は高慢さを失わない。

「ならいいさ、アンタが名乗りたくなるまで勝手に呼ばせて貰う」
「…ぁ゛?」

刃を引いたアカギが、老人の体を肩に担いだ。
ぐぅ、と潰れた声が漏れる。

「寝床を作ってやるよ、ミ・ガート」

老人は不可解な表情をしたが数瞬後に意味を理解し、怒りに顔を赤くさせると聞くに堪えない罵詈雑言を吐き出し始めた。
まったく意に介さないアカギの肩に担がれたまま。















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mi gato 「私の猫」。スペイン語です。
鷲巣様はヤクザ紳士な英国人。
普段は流暢なクィーンイングリッシュなのに、ぶちキレるととんでもなく口汚くなるよ。

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