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いわゆる裏的な
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Posted by - 2025.04.07,Mon
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Posted by 瑞肴 - 2009.02.21,Sat



あかぎうぜえ。と言って欲しいがために書く。













「鷲巣」
「…?」

鷲巣邸の庭は広い。
広いそこには桜の木も数本、そびえていて、そのうちの一本の木の下で2名は腰を下ろしている。
広げられた風呂敷の上に、簡易型のティーポットがちょこりと。

アカギが、指を伸ばす。
白く、薄く銀を帯びた鷲巣の髪に舞い降りていた薄紅色の花弁をつまみあげた。

「眠いのか?」
「…真昼間から、眠いものか」
「そうか」

拾った花弁を、鷲巣の唇に、ふわりと乗せる。

「っ…?」
「…花びらってのは、柔らかいもんだな」
「…ぁ?」
「アンタの唇と、どっちが柔らかいかと思って」

比べてみた。

「~~~~~ッツ?!!!」

アカギの舌が、唇から、花弁を奪い、そのまま柔らかな、唇も奪う。

「…ッアカ…」
「でも、比べるまでもなかったな」

馬鹿者、と怒鳴りかけた鷲巣はまったく真顔のままのアカギに勢いを挫かれ、
淡いあわい色をした桜のような、ふぅわりと、柔らかい苦笑を浮かべた。

春の午後。


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