いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2009.02.20,Fri
自重しないアカギってすてきですよねというはなし。
これは、なんだろうか。
鷲巣邸一室、アカギはじっとソレを見下ろしている。
クッション…。の、ようにも見える。
ただのクッションではなさそう、だ。
何故かはアカギは理解できなかったが、そのクッション的なものに、己が恋人の姿が描かれているのだけは判った。…印刷?されている、ような、具合だ。
部屋を見回せば…
試行錯誤、しているのだろうか? イラストや型紙のようなものが、机に散乱していて、アカギは僅かに片眉を上げた。
「………」
クッションを、持ち上げてみる。
己が身長の2/3ほどだろうか? 実物より、少し、小さい。
が、ほぼ実物大といっても良い。
クッションの中から、アカギをギロリと睨み上げている。
「…… 」
サイズから考えて、これは、おそらく
抱きしめるものなのだろう。おそらく。
とりあえずアカギは、クッションからガワを引っぺがし、小さく畳んでポケットへと突っ込んだ。
鷲巣は神妙な顔をしている。
本当なら、すぐさま怒鳴りつけたい事態ではあったのだが、不本意ながら鷲巣はそこそこ赤木しげるという男を理解しているつもりで、だからこそ行動に移れないでいる、いま。
「…アカギ」
「ん?」
先ほど、様子のおかしい部下を怒鳴りつけてはかせたところによると、アカギがある使用人部屋、一室をめちゃくちゃに破壊したらしかった。
鷲巣も中を確認してみたのだが、これが室内と呼べるモノなのかと、数秒だが呆気にとられた。部屋、というか、空間、と呼んだ方が、正しいような有様だった。
「……」
「…」
アカギに何があったのか?
問いただしたい。
そして同じくらい問いただしたくない。
アカギがそれほどにアカギ自身の制御を外し、暴走する、そのきっかけは絶対に自分にあると、鷲巣は嫌になるほど知っている。
「………いや」
「…クク」
聞きたい。
…絶対に聞きたくない。
狭間で苦悩する鷲巣を眺め、アカギは笑っている。
別に、己には”ホンモノ”があるから、放っておいてやっても良かったのだけれどと、鷲巣に向けるのとは別種の薄い切片の笑みを忍ばせながら。
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