いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2010.05.10,Mon
俳優パロ馬鹿っぷる
ふに。
指が頬に沈む。
細身なアカギも、若さゆえに頬はふにふにと張りがありつつも柔らかい。
鷲巣は微かに笑いながら、枕に半分埋まったアカギの顔、頬を指先で突付いていた。
「(かわいいねぇ)」
うにー。
少々強めに突いても、アカギは眠ったまま眉を顰めるのみ。
ふに、ふに、ふに。
口元から、頬、目元まで、突付く。
「………んん」
流石に不快な感触なのか、寝返りをうってそっぽを向いてしまった。
「……アカギくん」
ぴくりと、肩が動く。
「…アカギ君?」
くるりと、こちらを向いた。
驚くべきことにまだアカギは眠ったまま。
吹き出しそうになったのを辛うじて抑えた鷲巣は、眉間にほんのりと縦皺を刻んだまま眠り続けるアカギの頬へと口付けた。
「(あ)」
やわらかい。
はむっ。
「~~っ!?」
アカギの両の瞼が持ち上げられる。
はむっ、あむっ。
「…ぇ? えっ?! なに、わしずさん…?」
目が覚めれば、唇だけではむはむと己の頬に食い付いてくる恋人に仰天する。
「…おはよう。少し早いのだけれど、目が冴えてしまってね」
「え、あ、はい、おはようございます…?」
反応したいのは、そういう部分ではなく。
「だから、つい、君に構って欲しくて」
なにそれかわいい。
「構います。任せて下さい」
キリッ。
キラキラしたドヤ顔になったアカギが、小さく笑う鷲巣に覆い被さる。
起きるにはまだ早い、朝の寝台。
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