いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2009.03.04,Wed
ねむくて前編のみでぃす。
またも魔王アカギ×魔導師鷲巣様。
…書きやすいんよ~~~~
ふと、鷲巣は顔を上げた。
この部屋に入って何日経つだろうか? 時間の感覚が消し飛んでいた。
アカギが姿を消したのが3日前だ。
深夜、急に体を起こしたアカギに寝台の上掛けが捲れ、いきなり肌に触れた外気に鷲巣は眉を顰めながら覚醒した。
「……?」
とはいえ残った眠気に霞む思考、文句を言う気概をチャージしきっていない鷲巣の額に、アカギの唇が降ってくる。
「…ぁ?」
長い指が頬を撫でた。
「出掛けてくる」
「……今から…か?」
軽く真夜中である。
なにを言っているのかと視線を絡めれば、アカギの血色の双眸はほんの僅かに不機嫌そうな光を浮かべていて、鷲巣は少し驚いた。
アカギが不機嫌な所など、初めて見たから。
いつもいつも、鬱陶しいほど見つめてくる視線は根源的には『好意』の視線で、好意に慣れない鷲巣はアカギの視線を受けるとそわそわとしてしまう。
今のこの目は、それとはまったく違っていて。
「…アカギ、何かあったのか」
鷲巣の声音と思考回路は、一瞬で研ぎ澄まされた。
認めるのは多少気恥ずかしいが、アカギが、数時間前まで散々抱き尽くした己をいま、置いて、自分の意思で何処かへ出かけるなどとあり得ない。
なにか不可避の、不測の事態でも起こらない限り。
「…まあ、そうだ」
ガリガリと頭をかく。
一つ息を吐いたアカギは、鷲巣の唇を一瞬奪うと寝台から立ち上がった。裸体だったはずが、既に服を着込んでいて。
「Koot-u-lew」
そうして鷲巣を見下ろし告げた。
その名は。
「Cthulhu? …貴様そんなものまで相手に… おい!」
「何日か掛かるかもしれねぇが、片付けたら直ぐ戻る。…”いってきます”だ、鷲巣巌」
アカギは笑い、再度、唇に口付けられる。
熱が離れた瞬間、既にその姿は消えていた。
続
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