いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2008.12.27,Sat
帝愛シリーズ。だったり。
戯れに、
殴ってみたことがあった。
相手は(外見上は)10そこそこの子供で、
高校生になっていた和也なら、簡単に吹っ飛ばすことができる。
やはりというか、軽い体は、宙に浮き
壁に叩きつけられた。
「…クク…、・・・…ククク」
てっきり、怒鳴られると思っていたのに
老獪な少年は唇を歪めて笑う。
ぬるりと、刺すような、
猫科を思わせる眼が射抜く。
哂っていた。
「……玩具が欲しいのか? 坊。」
鷲巣の伸ばした指先が、胸にトンと、触れる。
其処から、一気に圧迫感。
「…ぅ、…っ…!」
否、これは恐怖。
捕食される恐怖。
「クゥクゥクゥ… わしを獲物だというか… ん?」
小さな、細い体。
なんの力も持たないそれが、
”ならば”貴様も獲物だと、見定める。
「…んん? さっさと答えんか…っ!!」
「……違…っ!」
「………」
「…違うよ、…だって、…だって巌さん最近俺と遊んでくれねぇじゃん…」
「………」
「だから、……」
「馬鹿が」
痛む頬を擦りながら、鷲巣は和也の股座を蹴り上げた。
「ッ~~~~~~~~!!!!!?!!」
「一発は一発じゃ。潰さないでおいただけ有り難いと思え」
「~~~!! ~~~~!!!!!」
「二度目は無い。その時はこの程度では済まさんと、覚えておくが良いわ」
デカい動物のくせに、じゃれつくな。
はき捨てて、転がる和也を捨て置き鷲巣は背中を向けてしまった。
躾は手早く的確に。
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