いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2009.02.04,Wed
…。
続く・・・だと?!
なんてやつだ・・・(私が)。
多分次でおわる・・・。
大したもんでもないのに引き伸ばして申し訳ない・・・。
意識が浮上していくのがわかった。
ふわふわしたあたたかいところに、体が沈んでいる。ひどく気だるい体に、もう少し、このまま眠っていたいと思った鷲巣だけれど、状況を思い出して勢い良く両目を開けた。
「~~~~ッヒ?!」
真正面、眼前に、赤い眼。
表情を浮かべない男の顔が、己を見下ろしていて、鷲巣の喉から引き攣った声が漏れた。
「起きたか?」
視線を合わされる。
最後に刻み付けてやった傷は通常ならば致命傷といえるほどのものだったが、やはりこの男をころすには役不足だったらしい。
「…~~!」
真っ直ぐな眼。
寝台に寝かされているようだったが、そんなことは気にもかけず、鷲巣は精一杯アカギを睨みつける。
「…っぅ、ぐ」
視線の冷たさに、恐怖がじわじわと甦る。
視線を外せないまま、鷲巣の目尻に涙が浮かんだ。
「……ヒクッ、…ぅく…っ、……ヒゥ…ッ…」
ボロボロと涙が溢れ出す。
あんな恐怖は、ついぞ体験したことがなかった。絶対的に抗えないものが、鷲巣の前に立ちふさがったのは初めてだった。
「ひぐっ、ぐっ、……ッ」
恐かった。
いまも、こわい。
わけのわからない、勝てないものが眼前にいる。
こんなものが自分の前にいるなんて、おかしい、理不尽だと、憤りが胸を埋めた。
ぐずっ、ずっ、ぐしっ…。
視線を絡めたまま泣きじゃくる鷲巣に、アカギはほんの僅かに困ったような顔をし、何処からだか鼻紙を数枚取り出すと鷲巣の鼻に宛がった。
「…ぐ、ず……っく」
促され、もうどうでもいいと捨て鉢に、ぢむ、とそのまま鼻をかむ。
「うぐっ、ヒッく、…ぅく」
再度、新しい鼻紙を宛がわれ、ちーん、と鼻を。
させておいてなんだが、この男は何がしたいのだろうかと鷲巣は今更に疑問で一杯。
くしゃくしゃ丸めたそれを放り捨てたアカギは、びしょ濡れの鷲巣の頬を指の腹で撫でる。
「…泣くなよ、もうしねぇ」
なんだそれは。
子供の言い訳かと、恐怖も忘れて怒鳴りかけた鷲巣だが、アカギの舌が己が眼球を這って凍り付く。
「ヒァッ?!!」
ぬるりと。
生暖かい舌が。
「…っゃ、!」
一度、離れ、
顎下から頬を辿り、目尻から眼球へ。
「…あまい」
「??!!」
眼、を、喰われる?
そもそも日常において触れられるような箇所ではない、本能的な反射で瞼を伏せた鷲巣を、アカギは静かに見下ろした。
ぎゅぅっと、力いっぱい閉ざされた両目。
ふるふる小刻みに震える肩。
口付けを待っているのだと、アカギは解釈した。
随分自分に都合の良い解釈もあったものだが、本心からそう思ったのだからもう仕方が無い。
「……」
触れるだけの唇に、鷲巣の眉が顰められる。何が起こったのか、まだ理解できていない。
アカギは微かに笑って、今度は軽く唇を啄ばんだ。
「…っ?!」
なに
言いかけた、薄く開いた唇を、今度は深く奪った。
「むぐっ?!」
呼吸すらも奪うような、熱くねっとりとした口付けを。
続。
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