いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2009.02.05,Thu
鷲巣様はかわいいなあ・・・。
庵の革白パンツはないわああああ、と古参庵ファンが悶えてましたけど、別にいいんじゃない?白パンツ…。どうせ直ぐ血で染まってドス黒くなるじゃない、庵の衣服なんて…。しかし炎の使えないいおりんは、おあげの入ってないきつねうどんみたいだとか思います。あ、これでも庵さんはとても好きです。一番はルガ様かもしんない。ジェノサイッカッタァアアアア!!!!!
以下昨日の続きの魔王アカギ×魔導師鷲巣様です。
これで一先ず続いてたものはおーわりーぃ。
「………ギ、…かギ…ッ!!」
「… !」
少し、ぼぅっとしていたようで、アカギは間近からの叱責に意識を現実へと引き戻された。
「何を呆けておるか…っ!」
ぎぃぎぃと、鷲巣が膝の上で喚いている。手元で開かれているのは、分厚い歴史書。
日常が冬眠、というレベルで眠り通しが多かったこの魔王様は、その所為であまり人間の歴史をご存知ない。逆に鷲巣は、様々の知識を掻き集めたので創世少し後から現在に至るまで、膨大な歴史の知識を脳みそに収めている。
ふとしたきっかけでアカギが歴史に明るくないと知った鷲巣は、己が管理する世界くらいしっかり把握せんかと自前の書物を引っ張り出してきて、時折歴史の授業が行われるようになった。
『聞くのは構わねえが』
『なんじゃ』
『此処(自分の膝をポムポム叩く)で喋るなら、真剣に聞く』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
と、いう経緯があり、現在鷲巣はソファに掛けるアカギの膝の上に横座りして本を開いていた。
「真剣に聞くと約束したじゃろ…!! この戯けっ…!!」
「悪い」
ばりばりと、頭を掻いて。
「初めてアンタに会ったときのことを思い出してた」
「……ぁ゛あ?」
頬に一度口付けてから、笑う。
「もうあんなには泣いてくれねぇな…ククク」
「!!!」
開けたくない記憶の箱を開かれて、鷲巣の頭に血が上る。
あれは、あのときは。
「…下らんことを思い出すな…っ!!!」
「下らなくねえだろ、俺はあのときアンタに惚れたんだぜ?」
「~~~~~??!?!」
まだ開かれていた本を、するりと鷲巣の手から奪い取り、ソファに置いてから鷲巣の腰を軽く撫でる。
「生きたくて泣き叫ぶアンタは綺麗で、…俺が”心配して接近するだろう”と踏んで嘘を吐いて、博打を張って斬り付けてきたアンタは子供みたいに自分勝手で可愛かった」
ぐぅっと、鷲巣が顔を顰めた。
記憶の箱は全開で、思い出したくもない過去がぼろぼろ中からよみがえる。
「ベッドの上で、声ひっくり返して変態変態だとか連呼して抵抗された時は、変な気分になったな」
「ぅうううう、うるさいっ!!!!! 馬鹿!! 黙らんか馬鹿…っ!!! 変態じゃろ…っ、明らかに…っ!! 貴様と初めて面してから24時間も経っとらんかったのに、あんな…っ、あんな…!!!」
「今は普通にしてることだろ。…昨日の夜も。ククク…」
「~~~~~~~~~~っっっ!!!!!」
そろそろくるだろうなと思っていれば、やはりきた。
鷲巣の掌から業火が発生しアカギに向かう。アカギは涼しい顔で業火の切っ先を受け止めると僅かに先を逸らし、テーブルに放置されていた、赤ワインの満ちたグラスに先端から投げ入れた。
ワインは一瞬で沸騰したが蒸発はせず、より深い紅色を湛えてグラスで波打つ。ゆらゆらと。
ぎりぎりぎりぎり。
アカギは、歯噛みする鷲巣に僅か笑みを向け、グラスを手に取るとひと息で空けた。
微かに唇が熱く痺れる。
「…直接がいいな、やっぱり」
「あ゛? …ならば口を開けい、直接叩き込んでくれるわ」
「クク…そっちじゃねえよ」
アンタを味わいたいんだ。
顔を赤く染めて黙った鷲巣の唇を奪い、そのままソファへと押し倒す。
それが最近の魔王さまの日常。
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