いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2008.07.02,Wed
触手バトンなるものがあるそうで。鹿島さんのところから奪取してきたよ^^
鷲キュアの13アカギの為にもこれは一通りやってみなくちゃなるまい。(鷲キュアの13歳アカギの主武器は触手です^^^)
……そうだ、普通に答えても良いのですが、此処はひとつ、13アカギに絡んで貰おう。
鷲巣巌、58歳。
なんの因果か変身魔法
趣味丸出しの黒いメイド服を着せられて、ハタキと雑巾持って、館内のいたるところにハタキを叩きつけたり雑巾をすべらせたりするのが、最近の仕事だ。
別に、掃除がきちんとできていなくてもいいらしい。「そうする」ことが重要なのだとアカギたちは言っていた。わけが判らない餓鬼共だと思いつつ、何もしないのも体が鈍りそうなので気が向けばハタキを振り回すワシズであった。
「…そういえばこの部屋は入ったことがないな」
此処には沢山の部屋がある。さて一体なんの部屋なのかと、悠長に扉を開いたワシズは、2秒ほど室内を凝視してから、迅速にその扉を閉めた。
「……俺は何も見なかった」
そう、みてない、なにもみてない。
ブツブツ。自分に言い聞かせながら振り返ると、そこには。
「オレの部屋に来てくれたの? 嬉しいなぁ」
「13…っ!!」
「数字で呼ばないでよ」
ククク。
「……」
大きいか小さいかの差はあっても、笑い方だけはそっくりだ。ワシズは嫌~な顔をして、アカギ(13)の横を通り過ぎようとした。
「待って、ねぇ、折角だからオレのペット見ていかない?」
「断る」
「大丈夫、オレが居たら襲われない」
…人の話を聞かないのもそっくりだ。流石は同一人物。
逃げようとしたワシズのスカートの裾を鷲掴み、アカギ(13)はいそいそと扉を開いた。
「ぐ…」
そこには。
うねうねと蠢く触手の群れ。巨大な蛭のようなものから、ナメクジに突起物とイソギンチャクの上部を貼り付けたようなもの、見るだけで不愉快な男性器の集合体は、粘膜と粘液の中に幾つもの眼球を内在させる。かと思えば寄生虫のような長く細い、ロープじみた外観のものものたうっている。
無理矢理引き入れられて、靴の裏が滑るのは、床に張り付いたスライム型の所為だ。不定形のそれは見る間に形をかえて床の上で踊った。
室内、一番奥で静かに転がっている巨大なドリアンみたいなモノは、皮のように外殻が捲れ、粘液塗れの突起物の内部で人間を取り込みもみくちゃにする。
「趣味の悪い」
心底、気色悪そうに吐き捨てる。自分が使うならまだしも、自分が使われるのは真っ平だ。
「今度は好きなの選ばせてやるよ」
「選ぶかクソ餓鬼!!!!! ……ん?」
ぬちゃぬちゃ音をさせている、室内をつぶさに見回す。
「…もう一つ、あったような…」
気がする。気のせいかもしれないが、この部屋に今いない触手があったような気がする。
「ああ、今19に貸してるから」
この13歳アカギと、19歳アカギはそれほどは仲がよくないらしい。お互いを数字で呼び合うのはお互いだけなのを、ワシズも鷲巣も知っている。
ではなくて。
「貸してるぅ?! …いい! 何に使っているかは言わなくていい!!」
口を開きかけたアカギ(13)を全力で阻止。
ただいまアカギ(19)レンタル中は
ヒドラタイプ:蛇の頭の形状の触手が何本か密集して生えている。胴体?部分に無数のイボがついていたり、先端部分から媚薬効果のある粘液を放出する。数本生えているイボ無しタイプは先端から、痒みをもたらす粘液を出すことが出来る。全長約3m。
一体ナニが居なくなっているのか、思いつきたくないワシズは全力で部屋から逃亡した。扉を閉めると、「また来てね」とアカギ(13)の笑い声を含む誘いをかけられて、全身に鳥肌を浮き上がらせる。
次は自分だという恐怖心が、ひしひしと沸いた麗らかな午後。
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