けほけほ

マスクしてると耳が痛い…。


以下好き嫌いの分かれそうな、平山幸雄の死について。
ひどいこと書いてるかもしれないので、ご注意。

安岡さんは責任を感じてる、というか、後ろめたい、というイメージです。
鷲巣麻雀に手を出したのは平山の「個人の責任」ではあると思ってるんだけれど、
何故あの平山が「そんなもの」に手を出したかといえば、アカギとの対面が絡んでくると思うのですね。
どう転んでも手の届かなさそうなギャンブラー（アカギ）に、心を圧し折られた平山が
「俺だって…、俺だって…！」みたいな感じで挑んだのが鷲巣麻雀なんじゃないかなあと。
そうなると、そもそも「ニセアカギ」として動いてこなければ、悲劇は訪れなかった筈で、
それでも「俺のせいだ」と認知するほど、安岡さんはか弱くも優しくもないと思うのです。大人だから。
だから、後ろめたい。

アカギはねー…
特に、思うところは無いようです。
ニセアカギ自体にも関心が無いし、立ち上がれない敗者にも関心はない。
「生きたかったなら、勝てばよかった。それだけのこと…」
アカギだから言える台詞ですけど、酷いなアカギ。
うちのしげるさんは本当に他人に興味がありませんね。

鷲巣様は…。
…うん、これまた特に、平山個人に対しての思い入れは全く無いと思う。
「殺してきた若者達」の中の一人としてしか認識してない、し…
昭和の闇の帝王として、直接間接問わず、きっと沢山の人の人生と生命を消し去ったのでしょうから
後ろめたさも後悔も、無いと思う。
うーん、でもそういう行為をしてきたからこそ、余計に闇に、死に怯えてはいると思うのですが。


酷いなこれ、自分で書いておいて酷いなこれ。