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いわゆる裏的な
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Posted by - 2025.04.07,Mon
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Posted by 瑞肴 - 2010.10.08,Fri
俳優パロ。
ワシズさんが、ゴチに○りますに出演するようです。








「トーク番組なんて久しぶりで、すごく楽しみです…」

うっとり。
両手に包まれているのは、HOTしるこ(缶)。

そのあたりはもう、何も言うまい。
火をつけていない煙草を咥えてピコピコさせた赤木は、ほんわかと喜ぶワシズを眺めている。

最近、ワシズは今まであまり出てはいなかったトーク番組やらクイズ番組やら、そういったものに出演するようになっていた。赤木君のおかげだねえと彼の実父には言われるのだが、なんとなく複雑な心境でもある。
なにせ、素の状態の、演技をしていない状態のワシズは人当たりが良いし気立ても良い。本人はあまり気にしていないが、顔も整っている。随分と若くも見える。そうしてさらに仕事も有能、となれば、人気が増えないわけがない。
…なんとなく、複雑な心境であった。知っているのは俺だけでいいんじゃねぇのか、なんて、思ったりして。

中二な中年は、ゆるりと意識を現実に引き戻した。

「そういやお前、あれは『金をどうにか払わなくて済むように』、計算して料理頼む番組なんだからな? 支払いは自分でするつもり、で挑むんじゃねぇぞ」

え。

という表情を、いま確実に、した。

「おぃい!! 説明は受けたんだろうな?!」
「は、はい! 受けましたっ。でも、どうして払っちゃいけないんですか?」

自分で食べたもののお金は、自分で払おうね。

…立派な教育だと思う。思うが、相手を考えて教育しないと見ろ、この様だ。
がしがしと、乱雑に頭を掻き毟る。

ワシズにとっては、大した金額ではないのだろう。
そしてそれを自分がすべて支払うことも、まったく躊躇など必要ないことなのだろう。それでも一応、アレだ、『げーのーじん』であるからには、そこらの演技は必要で。

「――そういう”勝負”だからだ」
「ああ!」

なるほどと、(しるこ缶はテーブルに置いて)両手を打っている。

言えなかった。
例えどれだけ彼が世間とズレていても、これはこのままでいーんじゃねーのという、確かな甘さがそこには存在している。








「甘いねぇ」
「っ!! 甘酒お嫌いでしたか?!」

HOT甘酒(缶)をゆっくり味わっていた大御所が呟いた言葉を聞き逃さなかった新人が、自分の缶を落としそうになりながら慌てている。

「ううん、甘くて美味しいなと思ってね? 買ってきてくれて有り難う、アカギくん」
「そんな…気に入って下さったなら嬉しいです…vvv」

何が甘かったのか、それはもう記すまでもない話、で。



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