いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2008.12.23,Tue
03:架空の師
麻雀は誰に習ったのだ、とか
時折聞かれたりするのだが、
彼らが期待したようなこたえを持ち合わせていないアカギ少年は、
段々面倒くさく、なってきた。
どうでも良いではないか、そんなことは。
それよりも、勝負を、もっとギャンブルを。
「なあ、誰なんだ?」
「………」
聞いたところで、貴方は俺に勝てるのか?
それならば、教えてやりたいのだが。
「………、杖を、持った」
「!! お、おお、持った…?」
「小柄な、…すごく、ヒキの強いジィさん…。
…ドラ12だとか、出したりしてた…」
「そ… …すげぇな、そりゃあ…。流石お前の師匠ってことか…」
嘘だけど。
ドラ12なんて、お目にかかったこともない。
しかしまあ、これくらい言っておけば満足するだろう、ということで。
記憶力の良いアカギが、ふと、自分の過去の発言を記憶から掘り起こして
思い出し笑いしたのを、老王が怪訝な顔で見上げていた。
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