いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2008.12.23,Tue
06:合言葉さえごまかせる
通信文の暗号の解読を、時々、鷲巣が行うことがある。
まだ創立されて日も浅い特高は、よくもわるくも柔軟なところもあって
役職をこえた仕事が時々まわってくるからだ。
「こんな仕事もこなせんのか。そら、持って行け」
「はっ!! ありがとうございました!」
パズル、のようなもので
出来の良い暗号を解くのはそこそこ面白いものだ。
出来の悪いものを解かされるのは苛立ちでしかないのだが。
先ほど解読した通信文のパターンを書き出した紙片に一瞥くれた鷲巣は、
ひとつ鼻を鳴らすと、電報を一通、送りつけた。
何処だかの下らない組織が
なんの益にもならない内輪揉めを何故か起こして
壊滅したのはその数日後の、話。
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