いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2008.12.23,Tue
うーん、そろそろ眠い…。これで最後です。
08:器用さと度胸とほんの少しの幸運
08:器用さと度胸とほんの少しの幸運
(前に連載してた帝愛ネタ。鷲巣様がクローン、ご注意)
夜中、偶々顔をあわせた彼が「ねむれない」と零したので
カイジはカイジなりに頭を捻って、ホットミルクを作ってやることにした。
飲んでくれるか、心配したが、
案外素直にカップに口をつけてくれ、
なんだ外見相応のかわいらしさもあるんだなと、勘違いしそうになった。
「…甘すぎる」
「…俺はこれくらいが好きなんだよ」
なんとなく、一緒にホットミルクを啜っているカイジがむくれ、
鷲巣は僅かに口端を上げて笑った。
「餓鬼め」
「……」
見た目は、あんたの方が。
言いかけたが、言葉で彼に勝てた例がないので押し黙る。
「くく、和也に苛められたのか?」
先ほどまで青白い顔をしていた彼は、すっかり調子を取り戻し
夜中に起き出した自分を弄る余裕も出てきたようだ。
「違ぇよ」
「くぅふふふ…、図星じゃろうが」
ホットミルク、返せ。
零しかけた言葉は、テーブルにコトリと置かれた空のカップに潰された。
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