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いわゆる裏的な
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Posted by - 2024.11.01,Fri
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Posted by 瑞肴 - 2009.07.26,Sun




前回の続きです、俳優ぱられる。
たったフラグは無論回収しますよ。エロ注意。


















 


どうしてこうなったか、と問われれば、自制心が効かなかったからとしか答えはなく。
「アカ…ギ、 …く、」
熱に掠れた声が、唾液に濡れた口元から零された。
木に縋り付く格好でアカギへ向けて腰と尻をつき出した状態、体勢も辛いなら、後ろから挿れられているモノにも問題があった。上がった息は、蒼暗い闇に溶ける。
「…すいませ…、…辛い… …ですよね」
辛いに決まってるだろうと、脳内自分突っ込みを。
幾ら、後ろから両手で腰を抱えて支えているとはいえ、斜め上へと何度も突き上げて体を揺らしているのだから、辛くないわけがない。それでも、可愛らしく切なげに自身の男性器を締め付けられれば腰の動きが止められるわけもなく。
久しぶりだから常より更にキツい、けれど、腰を引けば離すまいと縋って蠢く肉の壁が愛しい。
「ぅあっ… ぁ、…っ や、 ァあ!!」
先端が、奥を突き上げる。辛い体勢を強いている侘びのつもりか、単に求めているだけか、悦い箇所ばかりを確実に擦ってくる、熱の塊。
すっかり捲れ上がった浴衣に、鷲巣の下半身は露になっていた。闇に沈んだ中で浮かぶ、白。若者のように張っているわけではない肌は、不思議としっとりと指に吸い付く。花弁の柔らかさに似ていた。強く扱えば直ぐに痕がついてしまう罪悪感も同じ。あえてそれを、乱雑に毟り取ってばらばらにしてしまいたくなる嗜虐心も同じ。
「でも、も…止められな……」
奥まで自身を捻じ込みながら、アカギも掠れた声を漏らした。
内側を擦るアカギ自身に、えもいわれぬ興奮を覚えていたのは鷲巣も同様。
唇が指に触れた時点で、こうなることは予測は出来たのだけれど、そしてその時点で諌めれば、アカギならば半分死亡していた理性を持ち直させて暫くは我慢してくれることも予測は出来た、けれど。
指を這う舌の熱を、いま欲しいと思ってしまった。
久しぶりのアカギの体温と、熱情と欲情を今直ぐこの身に受けたいと。
「…っぁ、あ゛…っ、あ…」
喘ぐ鷲巣の体が揺れた。長い髪の合間に覗き見える首筋。引き寄せられるようアカギの唇が寄せられた。
「ンッ!!」
骨に沿って舌が這う。軽く噛み付いて固定したそこを、ゆるゆる吸い上げれば鷲巣の内壁が何度も小さく痙攣する。
「ぁ、かぎ、…くん…、…ッ、…そこ…」
「……ぁ、…? は、い…」
鷲巣の汗のにおいがする。
恍惚と髪に顔を埋めて舌を使っていた、アカギが鈍く反応した。
「…、…そっか、痕…」
一度鬱血の痕がつくと中々消えないので、普段は、絶対に露出しないだろう部位にしか痕はつけない。本当は、首筋にも手首にも、消えないくらいの痕をつけたいと望んではいるアカギだけれど、鷲巣の仕事の支障にだけはなりたくないので我慢する。
「…ちが、……あと…、つけても良いからっ…、良いか、ら、吸って、…もっと…」
懇願に、背筋から腰にかけて重く甘い痺れが走った。
首の真後ろの此処ならば、通常の動作では滅多に露になったりはしない。
それでも、衣服でも隠せない部分に、痕をつけても良いから刺激を与えて欲しいとねだる鷲巣に、アカギの唇に笑みが乗った。
「…はい、…此処、ですか?」
歯を立てる。歯型がくっきりとつきそうな力加減。軽い痛みもあったというのに、鷲巣は胸を震わせて感じ入った。
「ぅあ…っ、……~っっ」
「……あ、…すごく、締まりましたよ…? 中…」
噛み付いた、そこを強く吸う。強弱つけて何度も何度も、吸えば、溢れた唾液が首を濡らした。
「ヒァ…、ぁ゛…!」
ふるふると、鷲巣の下肢が震える。
「…かわいい…、こんなに飲み込んで…きゅうきゅうに締めてくれて…、うれしい…です…、…お尻突き出してるのも、エロくてかわいい……」
もっと。
「ん、あっ! ~くっ」
一段と激しくなった腰の動きに、眼前の木に縋り付く鷲巣の指先に力が篭る。アカギが出し入れされると響く水音も、断続的に零れる嬌声も、止まらない。アカギが大きく腰を引いた。
「ぁ゛! あ、あ…っ アカ…ッ…」
「たくさん食べて…、巌さん」
「―――ッツ!!」
伸ばされた舌は耳の中まで深く舐め、聴覚と下肢への快感を同時に刺激された鷲巣が、腹筋を震わせながら地面へと熱を吐き出していく。根元から、ヒクヒクと鷲巣のものが何度も跳ね、地面に落下する水音と、極まった快感に小刻みに幾度も締め付ける中に促され、アカギも自身の熱を鷲巣の中へと解放した。
「っく…、…っは、……は…、… ぁ」
「…………ふ、は…」
意識の薄れた鷲巣の体が、地面に落下しきる前に、慌てて体を支え上げた。






 

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