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いわゆる裏的な
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Posted by - 2025.04.14,Mon
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Posted by 瑞肴 - 2009.02.25,Wed



ドS大好きぃいいいい

あ、勿論己のことではなく、アカギ氏のこと。
アカギのドS顔がほんっとぉおおおに好きで好きでたまんないです
ドヤ顔とは、ちょっと違うんだな。

鷲巣様といちゃいちゃしやがってしげるめ!と思う心は確かにあるのですが
いざしげるがドS面を曝すと あああああもっとやってぇえええ になるのです。
狂気と執着のドSとか大好き過ぎて変になるわ。




というわけで以下衝動赴くままに短文。ネウロも好きなので出だしご容赦あれ。










0と1の狭間でもまだ遠い

美化もせず 風化もせず

どんな手段を使っても

本当のアンタにもう一度会いにいく














アカギの足元からトランクが消える。
細い目が見開かれたのは、驚きからではない、怒り、で。

「……それがそっちの能力か」

空間が裂かれていた。そこからトランクを奪ったのだろう、対戦相手に、アカギは薄く笑った。

「これでOS出来まい…っ」

「…ク、…… …ハハ…ッ、…」

笑って、前髪を、かき上げる。

「…ははははは」

突然、笑い出したアカギに対戦相手は訝しんで黙り込んだ。
アカギの背後で対戦を見守っていた安岡は、全身に吹き出す脂汗と鳥肌に、奥歯を噛み締めた。アカギが声を上げて哂う、違和感。

「……名前が売れるのが煩わしいとか、言ってられないみたいだな」

アカギの姿が消える。
直後、アカギから奪ったトランクを足元に置いていた対戦相手が、吹っ飛んだ。

繰り出した右腕、先ほど顔面にめり込ませた拳を引いたアカギはトランクの取っ手に手をかける。

「あんたのやったことが、どういうことか、教えてやる。…クク、…オーバーソウル…!!」

トランクが赤黒い炎に包まれた。
現れたのは、黒衣身に纏い銀髪揺らす、老王。
金糸銀糸で彩られた詰襟の姿が、白く紅く浮かび上がった。

『・・・・・・・・・吸血遊戯』

老王の伸ばした手の、影から漆黒が伸びる。

「ぎゃ……っ?!」

頬を腫らせていた対戦相手の四肢を、触手の漆黒が掴むと動脈へと触手が刺し込まれた。

「採血開始だ」

アカギが哂う。

「…巌」
『・・・・・・・・・』

淀んだ目が、確かに動き、這い蹲る対戦相手とアカギを見比べ、老王はアカギのもとへと向かう。

「クク、良い子だ。
 …なあ、あんたもそう思うだろう」

ぐきゅっ ぐきゅっ ぐきゅっ

奇妙な音がして、伸びる触手が波打っている。血を、吸い取っている。少しずつ。

「…俺の命より大切なモノに手を出したってことは、あんたの命に手を出されても良いってことだ」

聞こえているのかいないのか、アカギに重要なのはそこではなかった。

「けど、あんたは殺さない。…あんたが”した”事を、他の誰もやらねぇように…。見世物…だっけ?」

ちら、と、老王を見上げれば。

『・・・・・・・・・・み、せ  しめ・・・』
「ああ、そうか。見せしめ。…そういうのは俺より巌の方が上手いから、任せる」



常に、まったくの無表情であるこの持ち霊が、確かに哂った。
先程のアカギと、同じように。

既に体は冷たくなりかけている対戦相手に、そんな小さな変化は見えなかったのだけれど。

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