いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2009.04.12,Sun
ボーーーカロイドキタアアアーーーーーー
ぼくはあれKAITOのままでいいです。あの薄っぺらい歌声がたまらんです。
ボーカロイド!!!!!
今まで流石に躊躇してたけど、もうこれはやらざるをえない!!
あかわしボカロぱろ、いっきまっすよー!
(あの動画をみて書くのはこれかよというツッコミ、随時ウェルカム)
調整に繊細さを必要とする旧型ボーカロイドは、いってみればバソンであった。
キーは少ないし、音色や音程のコントロールは至難。その反面、繊細かつ多彩な響きを有している。
新型ボーカロイドはファゴットだ。キーは多いし、高い機能性を有し、その響きはいぶし銀ともいえる強さを持っている。
かつては様々の場で、その『音』を披露した世界でたった一体のボーカロイドは、廃棄処分に、されていた。
保管の話も、無くはなかった。
だがもう、そのボーカロイドは随分と長い時間稼動していたし、独特の癖までついてしまっていた。誰かが所有するには、ソレは偉物であり過ぎた。
己が、ただの金属の塊に戻されると察した、それは、小脇に抱えられるノートパソコン一台だけを持ち、逃走、した。
「アカギ!! アカギ!? いい加減起きろ! 打ち合わせがあるんじゃろうが?!」
上から怒声が降ってくる。
本人としては本気で怒っているのだろうが、その完璧な美声は、例え怒りに震えていたとしても耳に心地好い。アカギは僅かばかりのみ開いた目で、そちらを見上げた。
「…起きたか。……起きたなら身を起こせ、身支度せい」
「…起きれねぇ」
「ぁ゛あっ?!」
目を開けておきながら、起きれないとはどういう意味か。
怒鳴りつけた己の立場はどうなるのだと、実際にはそんなものは存在しないのだが、鷲巣のコメカミに青筋がくっきりと浮かび上がった、かに見えた。
「アンタの声を」
アカギの手が、ベッドからにょきりと伸びる。
接近しすぎた、しくったと、後悔してももう遅い。
手首を掴まれ、ベッドへと、引っ張り込まれて倒れこんでしまう。
「もっと近くで、もっともっと甘いやつを、聞かないと起きれねえ」
「~~ッツ!!!」
アカギは
鷲巣の、一応のマスター登録の相手だったけれど
かつて一度も命令を”強要”したことはない。(限りなく脅しに近い”お願い”ならば、何度もあるが)
「…聞きたい。聞かせろよ、鷲巣巌」
耳朶に密着させんばかりの近距離で囁かれ、鷲巣がベッドの上でじたのたと、身じろぎする。
「馬鹿者…!! 朝っぱら、から…っ」
「聞きたい」
「ンゥッ…!」
残念ながら、鷲巣の聴覚性能は素晴らしかった。
音に含まれる熱も、普通なら読み取れないような想いも、聴きとってしまう。だから、鷲巣は殊更アカギに弱い。アカギは嘘をつかないし、常に、良くも悪くも真っ直ぐであったので。
「…クク、良いんだな? なら…」
指先が首から鎖骨に降りる。
まだ、数分、ごちゃごちゃと抵抗はした鷲巣だが、結局そのうちしつこいアカギに折れて抵抗を止め、アカギの指が体が弾くままに、アカギ曰くの甘い音を響かせた。
アカギ以外には聴かせたこともないあまい音を。
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