いわゆる裏的な
Posted by 瑞肴 - 2008.11.01,Sat
でんぱでんぱー
「…カーペット?」
「電気カーペットだとさ」
ものめずらしげに、鷲巣が見下ろす。
大きさはたかだか二畳分。
しかし、冷えの酷い鷲巣にはこういうものも良いだろうと、本日のアカギのお買い物である。
「あたたまるまで時間がかかるそうだ」
「……ふん」
とにもかくにも、コンセントをいれて、スイッチON。ぽちっとなー。
「茶、いれてくる」
「うむ」
湯を、沸かして、一度コップに湯を入れる。コップが温まったら、ティーポットに湯を移す。
物覚えは良いので、一度鷲巣に教えられていらい、素直に教えられたとおりにいれる赤木しげる(20)
赤木しげるは勘が良い。
そのとき、足音をいつも以上に消して、部屋の外から、中を覗きこんだのは、何かを感じたからかもしれない。
「………… ><」
ああ、可愛いな。
アカギ、素直な感想。
あたたまっているのであろう、電気カーペットの上、そぅっと腹ばいになって温度を確かめている鷲巣巌(75)。
「……~~」
カーペットを掌で撫でる鷲巣巌(昭和の闇の帝王)。
ほんのりと、喜んでいるのは、常より僅かに柔らかい視線でわかる。
茶を持っていくのが少し惜しいなと思いながら、一歩踏み出すアカギであった。
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