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いわゆる裏的な
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Posted by 瑞肴 - 2008.11.16,Sun

幸雄さんのサイトさんを色々めぐってみました。
幸雄さんはかわいそうかわいい。



幸雄さんについて。












勉強ができる、という意味で頭が良くて、要領の良いようで肝心な所が悪いというイメージです。
で、あまい。性格的な意味でも詰めの甘さ的な意味でも。計算高いとは思うのですが、最後のさいごで幸雄さんは躊躇をすると思うのです。

なんてーか…「そこそこの環境」でなら、そこそこの地位でソツなくやっていけるんだけど、でもたぶん本人はそれで満たされてるわけじゃない。
かといって、そこから飛び出す男ではない。
飛び出した先の自分が見えるから。
なまじ頭が良くて察しも良いので、詰めて考えて、先に諦めちゃう。
自分が所謂「天才」ではないことなんて分かっていたから、だから「赤木しげる」で在ることにこだわりを持っていた。

赤木しげるの存在を知らなければ、鷲巣巌に接触しなければ、
「つまんねえ人生だ」とか自嘲しながら、するすると世の中を生きていったんじゃないでしょうかね。






…で、ちょろっと女帝ネタでの幸雄さんについて、追記。


依和緒さんは、伊達と酔狂で幸雄さんを飼いだしましたが、依和緒さんがアカギに会うまで幸雄さんが生き延びていられたのは、彼が聡いお陰だったと思います。
学習能力が高くて、相手に合わせることが出来る。
依和緒さん(つーかこれは鷲巣様も)は、1言ったら10理解できる相手が最上であるという思考と嗜好の持ち主で、アカギはまあ多分依和緒さんが1言ったら10理解できるんですけど、幸雄さんも、1言われたら5,5~6くらいまでは理解できてたんじゃないかなあ。(一般人で2~3として)
それは、世界に依和緒さんしかいない状況に落とされたからという所為もあるでしょうけど、も。

えー、我ながらちょっとお間抜けと思いつつ、
ラストのあれの補足…。

幸雄さんはあれで失明と相成りました。
最後の視界は依和緒さんしかいなかったので 「その一瞬の鷲巣依和緒は、再び光を得ない限り、永遠に平山幸雄のもの」 という意味なのでした。あはーん、わかりにくい…。
「その一瞬だけでも、その先がずっと暗闇となろうとも、結局それしか手に入らなくてもそれを享受出来るなら、私の為に目を潰せ」というわけですね。
そんな狂気の沙汰の要求を幸雄さんが受け入れたのは、彼もそろそろ狂ってきていたからでしょうかねえ。

命に別状はありませなんだので(そしてあの後病院には運ばれた)、その後は盲目の雀士にでもなったのでしょうか。それとも毒の染み入るままに、女帝がそうしてきたように、人の体と心を蝕んで喰って生きていったのでしょうか。

依和緒さんが、アカギの要望とはいえそこそこ素直に幸雄さんを世に帰してやったのは、毒の染みた体でどうやって生きていくのか、少しは聡かった青年がどうするつもりなのかほんの僅かばかりの興味があったからかもしれません。
幸雄さんの最後の告白(?)と決意のおかげで、幸雄さんの株は上がったようです。すこし。


で、なんであれがハッピーエンドかバッドエンドか微妙かというお話。
依和緒さんに、少しでも認めて貰えたから(その上生き延びたし)ハッピーエンド か
結局、受け入れられず沢山を失ったからバッドエンド か
びみょーな所だなあと、思ったからです。




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